スーパーの棚がガラガラ、どこに行っても品切れで、明日の食卓にも困りますよね。
2024年8月、なぜお米が売ってないのでしょうか?
猛暑による収穫量の減少、インバウンド需要の増加、そして小売店の仕入れ方法の違い。
これらが複雑に絡み合って、「令和の米騒動」とも呼ばれる事態を引き起こしているんです。
この記事を読めば、お米が売ってない理由がわかるだけでなく、お米が売っている場所やいつまで続くかを知ることが出来ます。家族の食卓を守るために、ぜひ最後までお読みください。
なぜ米不足?お米が売ってない理由
- 2023年の猛暑により収穫量が減少した
- インバウンドが増加し、外食産業の需要が増えた
まず、異常気象が米の生産に大きな影響を与えています。
2023年の記録的な猛暑は、米の品質を低下させ、収穫量を減少させました。
特に新潟県産のコシヒカリは、猛暑の影響で「1等米」の比率が過去最低となりました。
このような気象条件は、全国的に米の供給に影響を与え、結果として市場での米不足を引き起こしています。
また、インバウンド需要の増加も米不足の一因です。
コロナ禍が明けた後、訪日外国人の増加により、米の需要が急激に高まっています。
この需要増加に対して供給が追いつかず、米の価格も上昇しています。
皆さんできるだけ安く買える場所を探していますね。
需要の急増と供給不足のダブルパンチが、米不足をさらに深刻化させているんですね…
なぜ米不足?売り切れが多い理由
- 小売店とお米の卸業者の仕入れ方法によって、入荷が難しい
- 精米から1カ月経過した米は廃棄される
- 地震情報により備蓄への意識が高まり、買い求める人が増えた
小売店の米の仕入れ方法には、事前契約と都度買いの2種類があります。
事前契約をしている店は比較的安定して米を仕入れられますが、都度買いの店は在庫が不安定になりやすいです。
特に、安売りを売りにしているチェーン店は、仕入れが難しくなっているとのこと。
さらに、米の卸売業者は、利益率が低い安売り店よりも、安定した価格で取引する店を優先する傾向があります。
これにより、安売り店は米の供給が厳しくなり、売り切れが発生しやすくなっているんです。
またスーパーでは、精米してから1ヶ月以内の米を販売するという慣習があります。
つまり、精米して1ヶ月を超えた米は棚から撤去されるんです。
この慣習が、米不足をさらに感じさせる要因となっています。
また、海トラフ地震の臨時情報が発表された際には、備蓄のために米を買い求める動きが広がりました。
以上が、現在の売り切れの状況に繋がっているんですね‥‥。
米不足はいつまで続く?
- 新米の出荷時期である9月中旬頃から品薄状況は徐々に改善される見込み
- 価格の落ち着きは10月中旬頃と予想されている
現在販売されているお米は、2023年に収穫され保管されていたお米です。
そのため、今年2024年に実った新米が流通すると、米不足は解消されるでしょう。
米の収穫は8月下旬から9月にかけて行われます。
そのため、全国的に新米が流通するのは9月初旬以降となる予想です。
流通がはじまっても需要と供給のバランス、在庫状況の正常化、消費者の買い控えなどの課題は段階的に解消されていくはずです。
そのため、価格が落ち着くのは10月中旬頃になるでしょう。
ただし、今年の猛暑の影響で新米の品質や収量に懸念があるため、価格の落ちつきには更に時間がかかる可能性もあります。
個人的には、米不足関係なくおいしい新米の時期が大好きです。
新米はもちもちとみずみずしくて、最高の状態なんだそう。
待ち遠しいですね~!
お米が売ってない理由まとめ|米不足の背景と対策
項目 | 内容 |
---|---|
米不足の原因 | 異常気象による生産量減少、インバウンド需要増加 |
店舗間の差 | 仕入れ方法(事前契約vs都度買い)の違い |
今後の見通し | 新米出荷で一時的に改善、価格上昇の可能性 |
通販のなかでも安く買える場所を探している方はこちら。
コメント