柔道ガリゴス(ガルリゴス)って誰?永山竜樹と対戦し誤審で注目!

柔道スペインのガリゴスって誰?誤審で話題に

パリオリンピックの柔道で話題となったスペインのガリゴス選手
(各ニュースサイトではガルリゴス選手と報道されています。)

実際に見ていた筆者も、何が起こったか最初は理解できませんでした。

自身のインスタグラムにも批判が集まり、炎上する事態になっています。

銅メダルを獲得しましたが、誤審の疑惑も浮上し、「一体どんな選手なんだろう?」と気になっているのではないでしょうか。

この記事では、ガリゴス選手のプロフィールや経歴はもちろん、あまり知られていない素顔まで徹底解剖。

永山竜樹選手の銅メダル獲得までのストーリーはこちら

ぜひ最後まで見ていってくださいね!

目次

ガリゴス選手のプロフィールと経歴

ガリゴス選手顔

ガリゴス選手のプロフィールと経歴について詳しく見ていきましょう。

① 出身と生年月日

フランシスコ・ガリゴス選手は、1994年12月9日にスペインのマドリード近郊のモストレスで生まれました。マドリードという大都市圏で育ったガリゴス選手は、幼い頃から柔道に親しんできたそうです。スペインの首都圏で育ったことで、多様な文化に触れる機会が多かったのかもですね。

マドリードは、サッカーの強豪レアル・マドリードの本拠地としても有名ですが、柔道の強豪選手も輩出しているんですよ。ガリゴス選手もその一人として、地元の期待を背負って成長したようです。

生まれ育った環境が、彼の柔道スタイルにも影響を与えているかもしれません。

おゆむ
おゆむ

マドリードの活気あふれる雰囲気が、ガリゴス選手の闘志あふれる柔道につながっているのかも

② 身長と体重

ガリゴス選手の身長は160cm(一部の情報では163cm)で、体重は60kg級です。この小柄な体格を活かした俊敏な動きが、ガリゴス選手の持ち味となっています。

60kg級は柔道の最軽量級の一つで、スピードと技術が重視される階級です。身長160cm前後という体格は、60kg級の中でも比較的小柄な方に入ります。

しかし、ガリゴス選手はこの体格を逆に武器としています。低い重心を活かした安定感のある柔道で、体格で勝る相手にも果敢に挑んでいくスタイルが特徴的です。

また、小柄な体格ながら、しっかりとした筋肉を付けていることも、ガリゴス選手の強みの一つでしょう。体重制限ぎりぎりまで筋肉を付けることで、パワーと俊敏性を両立させているのです。

③ 柔道を始めたきっかけ

ガリゴス選手が柔道を始めたきっかけは、家族の影響が大きかったようです。幼少期から柔道場に通っていたガリゴス選手は、自然と柔道の魅力に引き込まれていったそうです。両親や兄弟も柔道をしていたという環境が、彼の柔道人生の出発点となりました。

柔道を始めた当初は、ただ楽しく練習をしていただけだったそうです。しかし、徐々に試合で結果を残すようになり、柔道の奥深さに魅了されていったのでしょうか。幼い頃から柔道に親しんでいたことが、後の世界レベルの選手としての活躍につながっていったんですね。

また、スペインという柔道後進国で育ったからこそ、世界で戦うという強い意志が芽生えたのかもしれません。柔道強豪国の選手たちに負けないという気概が、ガリゴス選手の原動力となっているのでしょう。

オリンピックでのガリゴス選手の活躍

ガリゴス選手のオリンピックでの活躍について見ていきましょう。

① リオ2016での結果

2016年のリオデジャネイロオリンピックは、ガリゴス選手にとって初めてのオリンピック出場となりました。初戦でドイツのトビアス・エングルマイヤー選手に敗れ、メダル獲得には至りませんでしたが、この経験が後の成長につながったと言えるでしょう。

初めてのオリンピックという大舞台で、緊張も大きかったことでしょう。しかし、世界トップレベルの選手たちと対戦することで、自身の課題も見えてきたはずです。

この経験を糧に、ガリゴス選手は次のオリンピックに向けて更なる努力を重ねていきました。

おゆむ
おゆむ

リオでの悔しい経験が、その後の彼の柔道人生に大きな影響を与えたと言えるかもしれません

② 東京2020での成績

2021年に開催された東京オリンピックでは、ガリゴス選手は再びオリンピックの舞台に立ちました。しかし、初戦で敗退という結果に終わり、メダル獲得の夢は叶いませんでした

新型コロナウイルスの影響で1年延期となった大会で、思うような結果を残せなかったのは残念だったはず。東京大会では、前回のリオ大会の経験を活かし、より良い結果を残すことを目標にしていたでしょうからね。

この結果は、ガリゴス選手にとって大きな挫折だったかもしれません。しかし、この経験もまた、彼の成長につながる貴重なものとなったはずです。東京大会での悔しさを、次のパリ大会での活躍につなげようという強い意志が芽生えたのではないでしょうか。

③ パリ2024での銅メダル

2024年のパリオリンピックで、ガリゴス選手はついに念願のメダル獲得を果たしました。男子60kg級で銅メダルを獲得し、オリンピックでの初メダルを手にしました。この結果は、長年の努力が実を結んだ証と言えるでしょう。

パリ大会では、これまでの2大会の経験を存分に活かし、自信に満ちた柔道を展開しました。準々決勝では日本の永山竜樹選手との激戦を制し、その後の試合でも安定したパフォーマンスを見せました。

しかし、準々決勝の試合では判定に関する議論も起きました。「待て」の合図後も技をかけ続けたという指摘もありましたが、ガリゴス選手自身は正当な勝利だと主張しています。

ガリゴス選手の主な国際大会での成績

ガリゴス選手の主な国際大会での成績を見ていきましょう。

① 世界選手権

世界選手権でのガリゴス選手の活躍は目覚ましいものがあります。2023年のドーハ世界選手権では、見事に金メダルを獲得しました。この優勝は、ガリゴス選手が世界トップレベルの実力を持っていることを証明するものとなりました。

2021年のブダペスト世界選手権では銅メダルを獲得しています。準々決勝で敗れたものの、その後の敗者復活戦を勝ち上がり、3位決定戦で勝利を収めました。この大会での経験が、2023年の優勝につながったと言えるでしょう。

世界選手権での活躍は、ガリゴス選手の成長の軌跡を如実に表しています。初めは入賞圏内に入ることすら難しかったかもしれませんが、着実に実力をつけ、ついには頂点に立つまでになりました。

② ヨーロッパ選手権

ヨーロッパ選手権でも、ガリゴス選手は輝かしい成績を残しています。2021年と2022年、そして2024年のヨーロッパ選手権で優勝を果たし、ヨーロッパ最強の座を手にしました。この3度の優勝は、ガリゴス選手のヨーロッパでの圧倒的な強さを示すものです。

2017年のヨーロッパ選手権では3位に入賞しており、この頃から徐々にヨーロッパのトップ選手として頭角を現し始めていました。その後、着実に力をつけ、ついには連覇を達成するまでになりました。

ヨーロッパ選手権での活躍は、ガリゴス選手にとって大きな自信となったはずです。ヨーロッパ最強の座を獲得したことで、世界選手権やオリンピックでも十分に戦えるという自信につながったのではないでしょうか。

③ グランドスラムとグランプリでの成果

グランドスラムやグランプリといった国際大会でも、ガリゴス選手は数々の好成績を残しています。2016年のグランドスラム・アブダビでは優勝を飾り、国際舞台での実力を示しました

その後も、様々な大会で上位入賞を果たしています。2017年のグランプリ・カンクンでも優勝を果たしており、この頃から国際大会での安定感が増してきたことがうかがえます。

2023年のグランドスラム・テルアビブでは2位に入賞するなど、直近の大会でも好成績を残しています。これらの国際大会での経験は、ガリゴス選手の成長に大きく寄与しました。世界各国のトップ選手と対戦することで、自身の強みや弱点を把握し、さらなる進化を遂げていったのです。

ガリゴス選手の柔道スタイルと特徴

ガリゴス選手の柔道スタイルと特徴について詳しく見ていきましょう。

① 得意技と戦略

ガリゴス選手の柔道スタイルは、小柄な体格を活かした俊敏な動きが特徴的です。特に得意とするのは、相手の動きに合わせて繰り出す巧みな技です。例えば、相手の攻撃を受け止めてから一気に投げ技を決める「返し技」や、相手の力を利用して投げる「内股」などが得意技として挙げられます。

戦略面では、相手の動きを見極めてからチャンスを狙うカウンター主体の柔道を展開することが多いです。相手の攻撃を誘い、その隙を突いて技をかけるという戦い方は、ガリゴス選手の冷静さと判断力の高さを示しています。

また、寝技の技術も高く、投げ技から素早く寝技に移行する能力に長けています。

おゆむ
おゆむ

この立ち技と寝技の両方に秀でた総合力が、ガリゴス選手の強みの一つと言えるでしょう

② 体格を活かした戦い方

160cmという小柄な体格は、一見すると不利に思えるかもしれません。しかし、ガリゴス選手はこの体格を逆に武器としています。低い重心を活かした安定感のある柔道で、体格で勝る相手にも果敢に挑んでいくのです。

小柄な体格を活かし、相手の懐に素早く潜り込んで技をかけるスタイルは、ガリゴス選手の特徴の一つです。また、相手よりも低い位置から技をかけることで、相手の重心を崩しやすいという利点もあります。

さらに、小柄ながらも筋力トレーニングを積んでいるため、パワーも十分にあります。この筋力を活かし、相手を引きつけてから一気に技をかけるという戦法も得意としています。体格の不利を感じさせない、巧みな戦い方が魅力です。

③ メンタル面での強さ

ガリゴス選手の強さは、技術面だけでなくメンタル面にも表れています。大舞台でも動じない精神力と、逆境に強い精神力が、彼の大きな武器となっています。例えば、2024年のパリオリンピックでの準々決勝戦。日本の永山竜樹選手との激戦を制した際も、冷静さを失わず自身の柔道を貫き通しました。

判定に関する議論はありましたが、ガリゴス選手自身は自信を持って戦い抜いたのです。また、過去のオリンピックでの悔しい結果を乗り越え、着実に成長を遂げてきたことも、彼のメンタルの強さを物語っています。挫折を糧に、より強くなるという姿勢が、ガリゴス選手の競技人生を支えてきたと言えるでしょう。

日本の選手との対戦歴

日本の選手との対戦歴について見ていきましょう。

① 永山竜樹選手との試合

永山竜樹選手とガリゴス選手は、これまでに何度か対戦しています。過去の対戦成績では、永山選手が圧倒的に優位でした。具体的には以下のような結果となっています:

  • ワールドマスターズ2019:永山選手の勝利(金メダル)
  • グランプリ・ブダペスト2018:永山選手の勝利(金メダル)
  • ワールドマスターズ2017:永山選手の勝利(金メダル)
  • グランドスラム・バクー2016:永山選手の勝利(銀メダル)

しかし、2024年のパリオリンピックでは状況が一変しました。準々決勝でガリゴス選手が永山選手を破り、銅メダルを獲得しました。この試合では「待て」の合図後も技をかけ続けたという議論もありましたが、ガリゴス選手にとっては念願の勝利となりました。

おゆむ
おゆむ

正直、この判定に日本人はみんな不満に思ってるはず‥‥

② 高藤直寿選手との対戦

高藤直寿選手とガリゴス選手の直接対決に関する具体的な情報は見つかりませんでした。しかし、両選手とも60kg級の世界トップ選手であり、国際大会で顔を合わせる機会は多かったと考えられます。高藤選手は2021年の東京オリンピックで金メダルを獲得しており、ガリゴス選手にとっては大きな目標となる選手の一人だったでしょう。

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ガリゴス選手を巡る誤審騒動

ガリゴス選手を巡る誤審騒動について詳しく見ていきましょう。

① パリ五輪での判定

2024年のパリオリンピックで、ガリゴス選手と永山竜樹選手の試合をめぐり、判定に関する議論が巻き起こりました。問題となったのは、「待て」の合図が出た後もガリゴス選手が技をかけ続けていたという点です。

一部の観戦者や専門家からは、これは反則行為ではないかという声が上がりました。試合を見ていた人々の中には、「待て」の合図の後、約3秒間ガリゴス選手が技をかけ続けていたように見えたという意見もありました。この判定が正しかったかどうかについては、柔道界で大きな議論を呼んでいます。

おゆむ
おゆむ

後に、審判も「待ては誤りだった」と認めています。

② 選手や関係者の反応

永山竜樹選手は、試合後のインタビューで「待て」の合図が聞こえていたと述べたそうです。この発言により、判定の妥当性についてさらに疑問が投げかけられることとなりました。一方、ガリゴス選手自身は、自分の勝利は正当なものだと主張しています。

過去の対戦で負け続けていた相手に対する勝利への執着が、このような結果につながった可能性も指摘されています。審判団や大会関係者からの公式な声明は出されていませんが、この試合の判定をめぐる議論は、柔道界全体に大きな影響を与えるはずです。

おゆむ
おゆむ

見ていて憤慨した人も多かったのでは?永山選手は猛抗議していましたね。当然です。

③ 柔道界への影響

この騒動は、柔道の審判システムや判定基準の在り方について、再考を促す契機となりました。特に、「待て」の合図後の行動に関する明確なルールの必要性が指摘されています。

また、ビデオ判定の活用や、より客観的な判断基準の設定など、公平性を高めるための方策についても議論が活発化しています。今回の騒動を教訓に、柔道界全体でより公正な競技運営を目指す動きを強めてもらいたいですね。

この事件は、スポーツにおける勝敗の重要性と、フェアプレーの精神のバランスについて、改めて考えさせる機会となりました。今後、柔道界がこの経験をどのように活かしていくのか、注目されるところです。

ガリゴス選手のプライベートと人柄

ガリゴス選手のプライベートと人柄について見ていきましょう。

① 趣味と日常生活

ガリゴス選手の趣味や日常生活に関する具体的な情報は限られていますが、柔道に打ち込む傍ら、家族や友人との時間を大切にしているようです。

SNSでの投稿を見ると、トレーニングの合間にリラックスした様子で過ごす姿が垣間見えます。柔道選手としてのハードな練習や試合の日々の中で、適度なリフレッシュの時間を設けることは重要です。ガリゴス選手も、オフの日には趣味や休息の時間を取り入れ、メンタル面でのバランスを保っているのではないでしょうか。

また、スペイン出身ということもあり、地中海料理を楽しんだり、スペインの文化的な行事に参加したりしている可能性も高いでしょう。こうした日常生活の中での楽しみが、競技生活を支える原動力になっているかもしれません。

② ファンとの交流

ガリゴス選手は、ファンとの交流にも積極的な姿勢を見せています。試合後にはファンサービスを行い、写真撮影やサイン会に応じる様子が報告されています。

特に地元スペインでは人気が高く、若い柔道愛好家たちの憧れの的となっているようです。柔道教室や講演会などで、自身の経験を若い世代に伝える活動も行っているかもしれません。

こうしたファンとの交流は、ガリゴス選手自身にとっても大きな励みとなっているでしょう。支持してくれる人々の存在が、彼の競技生活を支える大きな力となっているのではないでしょうか。

③ SNSでの発信

ガリゴス選手は、インスタグラムを中心にSNSでの情報発信を行っています。主にスペイン語で投稿されていますが、試合の様子や日々のトレーニング、プライベートな一面など、多岐にわたる内容を共有しています。

SNSを通じて、ファンとの距離を縮め、自身の人間性や柔道に対する思いを伝えようとする姿勢が感じられます。また、スポンサー企業との関係性を示す投稿も見られ、プロアスリートとしての一面も垣間見えます。ガリゴス選手のSNS投稿からは、柔道への情熱や向上心、そして周囲への感謝の気持ちが伝わってきます。

しかし大会後、不可解な判定に不満を持った人々が批判のコメントを書き込んでおり、荒れてしまっています。

インスタ画像

確かに日本人からしたら不満を持つきっかけにはなりましたが、誹謗中傷は絶対にやめましょう!!

フランシスコ・ガリゴス選手に関する情報のまとめ

まとめ|ガルリゴス選手の銅メダル獲得と誤審騒動

項目内容
名前フランシスコ・ガリゴス
国籍スペイン
生年月日1994年12月9日
身長160cm (一部情報では163cm)
階級60kg級
主な成績2023年世界選手権金メダル、2024年欧州選手権金メダル
パリ五輪銅メダル獲得、準々決勝で永山竜樹選手に勝利
誤審騒動「待て」の合図後も技をかけ続けたとの指摘あり

フランシスコ・ガリゴス選手は、2024年パリオリンピックで銅メダルを獲得しましたが、準々決勝での永山竜樹選手との試合で誤審騒動が起きました。過去の対戦では永山選手に敗れ続けていましたが、今回の勝利は議論を呼びました。この騒動は柔道界に影響を与え、判定基準の再考を促しています。ガリゴス選手は近年、世界選手権や欧州選手権で金メダルを獲得するなど、実力を着実に伸ばしています。

国際柔道連盟(IJF)公式サイト – ガルリゴス選手のプロフィール

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