福島の日本酒、楽器正宗を知っていますか?
この記事では、名前やラベルから味わいが気になる人へ、楽器正宗の特徴や魅力、味わいについて紹介します。
フルーティで爽やかな香りとバランスの取れた味わいが特徴の楽器正宗は、どんな料理とも相性抜群!
また、製造する大木代吉本店は、世界一美味しい日本酒を決めるSAKE COMPETITIONにて、最優秀蔵元賞を受賞しているんです。
つまり、楽器正宗は世界一美味しいお酒・・・!?
そんな実力派な楽器正宗の魅力を、実際に「楽器正宗 本醸造 中取り」を飲んだ感想を交えて存分にお伝えします!
楽器正宗はどんなお酒?
製造元の大木代吉本店(おおきだいきちほんてん)は1865年から酒造りを開始し、代表銘柄に楽器正宗(がっきまさむね)と自然郷(しぜんごう)があります。
楽器正宗は大きく分けると、さらりとしつつ飲みごたえがある本醸造酒(米を3割以上磨いてアルコールを添加した酒)と、旨みやお米の特徴が味わえる芳醇な純米酒の2種類。
さらに、低アルコール酒や原酒などの季節限定の酒が、年間10種類以上リリースされています。
お米や造り方の違いによって味わいは多岐にわたりますが、共通する特徴を紹介しますね!
楽器正宗の特徴
楽器正宗は多彩な味わいと、なによりもフレッシュな香りがたまりません!
また、魚や肉、和食や中華など、多様な料理と相性がいいのでアテを選ばないのも嬉しいですね。
フレッシュで華やかな香りながら味わいは尖っておらず、食中酒として楽しむことができる点で人気を集めています。
- フルーティな香りと爽やかな酸味:桃やメロン、柑橘類の香りが特徴で、爽やかな酸味が後味を引き締めます。
- バランスの取れた味わい:甘み、旨み、酸味、苦味が絶妙にバランスされており、どんな料理にも合わせやすいです。
- 飲みやすさ:低アルコールのタイプもあり、食中酒として親しまれることが多いです。
- 変化がゆるやか:封を開けてから飲みきるまで、いつ飲んでも美味しく造られています。
総じてバランスが良く、初心者の方でも飲みやすいお酒です。
楽器正宗 本醸造 中取り を実際に飲んだ感想
フルーティな香り
まず感じるのは、梨やマスカットのような爽やかで甘い香りです。
しかし香りは強くなく、お上品な感じ。
飲む前から期待を高めてくれる、うっとりする香りです!
バランスの取れた味わい
一口含むと、甘みや酸味、旨みのバランスが非常に良く、香りがふわーっと鼻に抜けます。
香りはやや甘めですが、味わいは甘さはさらっと消えていきキレが良いです。
特に、乳酸らしい酸味が感じられることで、後味がすっきりとしてスイスイ飲みたくなりますね~。
しぼりたてを瓶詰めしているため、うっすらガス感が楽しめます。
全体的なバランスの良さが、楽器正宗が様々な料理と相性の良い証!
コクのある深い味わい
ただフルーティで爽やかなだけでなく、しっかりとした旨みがあるから飲みごたえ有り。
嫌な甘ったるさがないので飽きが来ません。
楽器正宗の口コミ
上記のとおり、楽器正宗に共通しているのは、フルーティで爽やかな香りとバランスの取れた味わいです。
以下で、いくつかの種類の特徴と口コミを紹介します。
楽器正宗 純米吟醸 愛山 中取り
愛山とは米の名前で、栽培量が少なく希少なお米です。甘口のお酒になる傾向があります。
中取りとは、お酒を絞る過程で、一番質のいい部分だけを瓶詰した商品のこと。
以上をふまえて、楽器正宗 愛山 中取りの特徴は‥‥
- 桃やメロンのようなジューシーな甘さと柑橘類のフレッシュな香りが特徴。
- 上品な深みとスッキリとした後味があり、よく冷やしてワイングラスで飲むのがおすすめ。
楽器正宗 純米吟醸 雄町 中取り
雄町とは米の名前で、この米で造った酒は熱狂的なファンがつくことも。芳醇で個性の出しやすさが特徴です。
純米吟醸とは、米を4割以上磨いて、アルコールを添加していないお酒。香りがよくすっきりしたお酒になりやすいです。
楽器正宗 純米吟醸 雄町の特徴は‥‥
- 爽やかさの中に、洋ナシや和三盆のような甘さを感じる柔らかい香り。
- 豊かな旨みと、透明感のある味わい。心地よい苦味が後口を引き締める。
楽器正宗 純米酒 純醸
こちらは夢の香(ゆめのかおり)という、福島県が10年の歳月をかけ独自開発した米を使用しています。
本醸造 中取り と並ぶ、楽器正宗の看板酒です。
楽器正宗 純米酒 純醸の特徴は‥‥
- バナナや蜂蜜、リンゴを感じさせる甘い香りと、なめらかな口当たり。
- 米本来の甘みと旨みのバランスが取れており、後味には柑橘系の皮のような渋みが残る。
おすすめの飲み方と料理
楽器正宗は、そのフレッシュで華やかな香りとバランスの取れた味わいから、多くの料理と相性が良いとされています。
アテを選ばず楽しんでもらえる日本酒ですが、最初に試してほしいポイントを紹介します。
- 冷やしてワイングラスで:特にフルーティな香りを楽しむために、まずは冷やしてワイングラスで飲んでみてください!
- 刺身やカルパッチョと合わせて:特にさっぱりした料理や、脂の乗った魚との相性が抜群です。
- 中華料理やタイ料理とも相性◎:スパイシーな料理や、ハーブを使った料理とも非常に良く合います。
まとめ
楽器正宗は、そのフルーティで華やかな香りとバランスの取れた味わいが特徴の日本酒です。
冷やしてワイングラスで楽しむと、特にその香りと味わいを最大限に感じることができます。
刺身やカルパッチョ、中華料理やタイ料理など、様々な料理と合わせて楽しむことができるので、ぜひ試してみてくださいね。
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